生存記録
僕にあったことを忘れないための目印……
強制降板について。
- 2012/08/28 (Tue) |
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8月27日をもって、「World Clock」のタイム役を強制降板となりました。
降板理由は、「アサギが企画者の希望・イメージするタイムをつかむことができなかったため」です。
決して音信不通になったとか、喧嘩したからなんて理由じゃないんですよ!
いい作品をつくる故の決断だったんです、それだけ理解していただきたい!
ボイスコ界での強制降板って音信不通が多いと思いますが、その点は逆でしたね。
大体次の日には返信が来ていましたから、お忙しいのに関わらず、マメな方でした。
えーと、自分用に降板にいたる過程を記しておきます、口調は通常通り砕けますよっと。
事の始まりは、応募用音声と本収録で音質が違ってしまったことだった!
ちなみにこのノイズの原因は完全に私のやる気の空回りである。
あとCM~前編一回目の間は情緒不安定っぽかったので、冷静じゃなかった。
奇声あげたりリアルに転げまわったり……そんなんでヒロインができるはずがない。
ついにリテイク時に冷や水をぶっかけられ、漸く落ち着く私。
第二の関門、キャラがつかめない。
正統派ヒロインって初めてだったんです……リアルでもやったことなかった。
ほんと、なんで受かったんだろう(笑)
ヒロインって器じゃないんでしょうね…いやだからこそこなしたかったのだけれど…!!
うーん、恋する少女の反応がわからないのです。
ヒロインっぽくないヒロインがでてくるお話のほうを、好んで読むのでorz
いや正統派も読むんですけど、読むんですけど……!
実体験がほぼないので、どうにもテンプレ演技になって、結果的に「うさんくさく」なるのでしょうかねorz
自分の演技の浅さを実感しました。
VD企画のとき、キャラページでの説明って3行くらい、多くても10行ぐらいだと思います。
その中でキャラをつくるわけですが……私はイラストがあると、イラストでの表情や雰囲気からキャラを想像します。
だからいつも「こんな感じかなー」とふわふわしたイメージで演じるので「感覚タイプ」だと思っていたのですが、いざ本収録で台本をみると、流れなんかも入ってくるので……
「全てがト書きに書かれているわけじゃない、話に矛盾しない演技を役者が考えてやる」
「演出が世界をつくり、役者が役を作り生かす」
というのを今お手伝いしている劇団の演出さんが言ってました。
企画者さんから「感覚タイプでなくて、分析タイプでは?」と言われたのも今では納得です。
***
一度役をもらったのに外れるって、まー悔しいですわ。
でも仕方ない、だって私は分からなかったんだものorz
別の企画で、片思いをしている少女の独白を読んだら「アサギさんは元気に(明るくだったか?)よんでくれました」みたいなことを言われて、私自身「あるぇ?」となったものです。
あの切なさみたいなものが私は昔からできなかったんですかね……自分でも元気系の演技のが活き活きしていると思うが。
私のタイムはすべて企画者様に預けました。
企画者様も何度も何度も聴いて考えた結果だったとのことで、双方納得した上での降板です。
降板って後任をさがさないといけないから、まずしたくないことだと思います。
でも妥協をしないその姿勢、流石何十本と企画を完成させてきた方だなーとつくづく思います。
すごく立派な方だと思います。
冷や水ぶっかけられて正直涙目になりましたが、ありがたいことですね、ぶっかけられる優しさ、いやほんとに。
だからこそついていきたかったが……まだまだ力不足のようです;;
次頑張ろう、おー
では時間切れ。
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